慢性腰痛に対する考察とメッセージ!

お客様のストーリー

こんにちは!

福岡いちふつうの整体師の井上です!

今回のブログはどちらかと言うと、マニアックな内容になっています。専門用語も多く分かりにくいかと思いますが、慢性的なお悩みの改善につながれば、、、なんて考えながら書いていきます(^^)

分からない所は飛ばし読みで良いので、ぜひ最後を読んでください!!🤲

ギックリ腰(慢性期)から回復しない

先月から通院して頂いている 60代農家の男性です。

毎年、年に一度ギックリ腰を起こしてきたそうです。そして今年も夏にギックリ腰を患われました。いつもは1度起こすとその後はゆっくりと改善していたそうですが、今年は痛みも引かず、日常や仕事の何気ない体勢でギクッとなり11月までで3〜4回繰り返していたとのことです。「またいつ痛めるかと思うと不安で、仕事に集中出来ない。このまま状態が続くのが怖い。」

という事で来院されました。

ギックリ腰はクセになる?

仕事をしている限りは治らない?

年齢のせい?

さまざまな疑問と不安を抱えてありました。

ギックリ腰の原因は?

まず、ギックリ腰の原因は何でしょう?

脚の筋肉(例えば、大腿四頭筋やハムストリング下腿三頭筋も関わってきますね)の疲労、過緊張。

体幹筋(脊柱起立筋・腸腰筋・腰方形筋など)の疲労、過緊張。

関節(仙腸関節・腰仙関節・L5・L4間以上の椎間関節)捻挫、炎症。

内臓の疲弊や頸椎由来の場合もあります。

その他にも出すとたくさんありますが、メジャーな所はこの辺りかと🤔

では、今回のギックリ腰の原因は?というと1番は「仙腸関節の炎症と腰椎椎間関節の歪み」でした。

慢性腰痛の原因は?

たしかに初めの数回の施術で仙腸関節の炎症や不安定性・周囲の筋肉の緊張はなくなりギックリ腰の痛みは改善しました。

ですが、ふとした時の「ギクッ」や「ビキッ」という訴えが改善しない。

なぜか?

確かに骨盤は安定して足の長さも揃い、脊柱の歪みや可動性も改善しているのに、筋緊張のリリースも行っているのに、、、

慢性腰痛の原因ー筋肉の歪み

骨盤矯正ブロックを使用して、仙腸関節の緩み(カテゴリー2)・腰仙関節の歪み(カテゴリー3)・骨盤全体のねじれ(カテゴリー1)を検査結果に沿って改善させましたが、長期間の関節の歪みに伴って記憶されていた筋肉の歪みをとれていないことに気が付きました。

その理由として、左クレストサインが顕著に現れていたからでした。

通常クレストサイン(左右どちらかの脊柱起立筋の硬結や圧痛の事)は骨盤全体の捻れ(カテゴリー1)の時にダラーサイン(左右どちらかの臀部、特に梨状筋の硬結や圧痛)とともに現れます。

クレストサインは腸骨の歪み。

ダラーサインは仙骨の歪み。

僕はカテゴリー1では、「クレスト・ダラー陰性。ヒールテンション陰性。頸椎症候なし。第一肋骨頭の圧痛なし。」を目指して行います。これらが全て陰性を示すと骨盤が安定し、筋肉のバランスも安定する。骨盤矯正後のクレスト・ダラー陽性は、関節が安定しても筋肉に左右差がまだあるという事です。結果的に筋肉の左右差は骨盤を不安定にしてしまい「施術した時はいいけど…」という慢性化を生みます。

つまり今回の腰痛の慢性化の原因は「骨盤は安定しているが、筋肉のバランスが整ってなかった事」でした。

また

クレスト・ダラーに関連するものとして

クレスト→頸椎、胸椎6~12、腸骨、肋骨、四肢、側頭骨

ダラー→胸椎1~5、腰椎、仙骨、後頭骨

がある為、今後もそこを含めて注意深くアプローチを行なっていきます。

 

慢性腰痛の原因は本当に様々!

ここまで読んで頂いた あなた!!

本当にありがとうございますっ😊🙏

今回はさすがにめっっちゃくちゃマニアックな内容でした😅(自分で読み返してもちょっと引く 笑)

だけど、症状が改善するかしないか?は確率論じゃ無いし、一概に「歳だから、運動不足だから」が原因ではありません。

ただ、やはり腰痛に限らず症状が慢性化したものは、薄皮をめくる様に原因を1つづつ消していく必要があります🤔

それにはお互いに根気もいるし、何より「断固として改善したい理由」や「改善後の夢や目標」が必要で、それが何よりの道標になってくれます。今はそんな目標など無くてもいいです。「まず、この痛みをどうかしてくれ!!」で構いません☺️

だけど改善してきたらあなたの「夢や目標」を探して、僕に教えてくれませんか?

そしたら今以上にもっともっともぉ〜と!井上はあなたを全力でサポートします🤝

本当にお悩みの方は、福岡いちふつうで福岡いちクセのある井上に会いに来て下さい\(^^)/心よりお待ちしております✨

 

 

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